ホームヘルパーの役割
住み慣れた我が家でいつまでも暮らしたいと望むお年寄り
を支えるために、ホームヘルパーは最も重要な職種です。
国は、在宅福祉を支える3本柱を
1 ホームヘルパーの派遺
2 デイサービスの利用
3 ショートステイの利用
と示しています。
ホームヘルパーはその3本柱の1本という位置づけです。
介護保険が始まったいま、この制度がスムーズに
運用されていくかどうかは、ホームヘルパーにかかっている
といわれています。
介護保険が始まり、ホームヘルパー派遣は多くの民間業者に
移行され、公的機関だけでなく民間事業者が多く参入してきました。
よい意味での競争が起こり、介護の質が向上することが
期待されています。
実際に介護保険を運営するのは市町村(特別区を含む)です。
それぞれの市町村で望まれているサービスをどのように
したらスムーズに提供できるかを考え、実践しています。
今、求められているホームヘルパーは、
○優しくて思いやりがあり、礼儀正しくて、判断力・観察力がある
○心を支え、QOL(生活の質)を高めることができる
○病気や障害について正確な知識を持ち、身体に直接ふれる
介護の技術がすぐれている
○プロが行う家事とはどのようなものかを理解し、
料理や洗濯が上手といった要素を兼ね備えている人です。
先に紹介したように、国は、ゴールドプラン21(2004年まで)という
計画をつくって介護制度の充実を図っています。
また、「2015年の高齢者介護のあり方」を研究し、その実践に
向けて動こうとしています。
国民の税金や保険料を使って行うホームヘルプサービスは、
「公的制度と公的財源によって支えられた市場」です。
その公益性のために、質の高い、しかも大量のホームヘルパーの
確保が必要とされており、一人ひとりのホームヘルパーにも
熱い期待が寄せられているのです。