介護について 家族のあり方
年齢層が高くなるにつれて介護を必要とする要介護者も増加し、
85歳以上では4人に1人が要介護者になると見込まれて
います。
いまや、介護はだれにでも起こり得ることです。
実際に寝たきりになった場合、3年以上寝たきりの高齢者が
全体の2分の1に達し、1年以上寝たきりの期間が続いて
いる高齢者は約4分の3、65歳以上で亡くなった方の平均寝
たきり期間は、約8.5か月という調査結果もあります。
では、介護が必要な高齢者をだれが介護していたのでしょうか。
家族、特に嫁・妻・娘が担ってきました。
女性が長年勤めた会社を退職し、家族の介護をする。
あるいは遠く離れたところに住む親を介護するため、
家族と別居するということもめずらしくありませんでした。
しかし、核家族化や女性の社会参加で、
介護は特定の人だけの問題ではなくなってきました。
また、70歳代の娘が90歳代の親を介護することも決してめ
ずらしいことではありません。
高齢者がさらに高齢の家族などを介護することを老老介護と
呼びますが、介護をする側が、いつ介護される側になるか
わからないという不安や、体力的な負担の増加など、心配が絶えません。